福岡の建設コンサルタント、株式会社マリンサポートエンジニアリングです。
本日は、我々も多数実績を残して参りましたコンクリート周りの点検について、取り組みをご紹介します。
構造物の老朽化と点検の重要性
私たちの生活を支える建物は、年月とともに老朽化が進みます。特にコンクリート構造物は、塩害や中性化などの影響を受けやすく、定期的な点検が不可欠です。ひび割れや腐食などの初期の損傷を把握し、適切な対策を行うことで、建物の寿命を延ばし、安全性を確保することができます。
建設コンサルタントが担う構造物点検
建設コンサルタントは、高度な専門知識と経験に基づき、構造物の点検を総合的に行い、その結果に基づいた適切な対策を提案します。
1. 視覚的な調査
- ひび割れの調査: コンクリート構造物に発生したひび割れの幅、長さ、深さなどを測定し、その原因を分析します。
- 剥落の調査: コンクリートの剥落状況を調査し、その原因を究明します。
- 鉄筋の露出調査: コンクリートから鉄筋が露出している箇所を調査し、腐食の程度を評価します。
2. 非破壊検査
- コア抜き: コンクリートからコアと呼ばれる円筒状の試料を採取し、内部の品質や強度を評価します。
- 削孔調査: 小さな穴を開けて、内部の鉄筋の配置や腐食状況を調査します。
- 中性化調査: コンクリートの表面から深さ方向への中性化の進行状況を調査します。
- 肉厚測定: 鉄筋の腐食によって減少した鉄筋の断面積を測定します。
- 鉄筋探査: コンクリート内部の鉄筋の位置や本数を非破壊で探査します。
3. その他
- 樋門調査: 水門や樋門などの水構造物の損傷状況を調査し、漏水や浸水の原因を究明します。
- 鉄筋はつり: 腐食した鉄筋を交換するために、コンクリートをハツリます。
コンクリート周りの構造物点検で得られるメリット
- 安全性の確保: 構造物の劣化を早期に発見し、事故を防止します。
- 寿命の延長: 適切な補修・補強を行うことで、建物の寿命を延ばします。
- 維持管理費の削減: 大規模な修繕が必要になる前に、小さな損傷を補修することで、長期的なコスト削減につながります。
構造物点検の重要性と建設コンサルタントの役割
構造物点検は、建物を安全に利用し続けるために不可欠な作業です。
建設コンサルタントは、高度な専門知識と経験に基づき、橋梁の点検から補修・補強、さらには長寿命化計画策定まで、一貫したサービスを提供しています。これにより、私たちは安全で快適な社会基盤を維持し、未来へとつなげていくことができます。
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