橋梁の点検について その2

福岡の建設コンサルタント、株式会社マリンサポートエンジニアリングです。

本日も、我々も多数実績を残して参りました橋梁の点検について、取り組みをご紹介します。

建設コンサルタントが担う、橋梁の安全を守るための点検

私たちの生活を支えるインフラの一つである橋梁。その安全性を確保するためには、定期的な点検が不可欠です。建設コンサルタントは、高度な専門知識と経験に基づき、橋梁の点検を総合的に行い、安全で快適な社会の実現に貢献しています。


橋梁点検で何を見るのか?
橋梁の点検では、主に以下の項目がチェックされます。


• ひび割れや損傷の有無: コンクリートのひび割れ、鉄筋の露出、塗装の剥がれなど、構造物の劣化状況を詳細に調査します。
• 腐食の状況: 海水や土壌の影響による鉄骨の腐食、塩害によるコンクリートの劣化などを点検します。
• 変形や傾きの有無: 橋梁全体または部分的な変形、傾き、沈下などを測定し、構造物の安定性を評価します。
• 機能の低下: 橋梁の振動、騒音、排水機能など、利用者の快適性や安全性に影響を与える機能の低下を点検します。
点検結果に基づく対策
点検の結果、損傷や劣化が認められた場合は、適切な対策が講じられます。
• 補修設計: 損傷箇所を特定し、その原因を究明した上で、最適な補修方法を設計します。
• 補強設計: 構造物の強度が不足している場合、鉄筋挿入工などにより補強設計を行い、耐荷力や耐久性を向上させます。
• 耐震補強: 地震による被害を最小限に抑えるため、耐震補強設計を行い、構造物の耐震性を向上させます。
• 落橋防止検討: 地震や風などの外力に対して、橋梁が落下するリスクを評価し、必要な対策を検討します。
• 長寿命化計画策定: 橋梁の寿命を延ばし、維持管理費を削減するため、長寿命化計画を策定します。


詳細図作成と安全な橋梁の維持管理
これらの対策を実行に移すためには、詳細な設計図の作成が不可欠です。建設コンサルタントは、構造計算や材料選定など、高度な技術を用いて詳細図を作成し、施工の精度を高めます。
また、点検結果や補修履歴などをデータベース化することで、橋梁の履歴管理を行い、より効率的な維持管理を実現します。


まとめ
建設コンサルタントは、高度な専門知識と経験に基づき、橋梁の点検から補修・補強、さらには長寿命化計画策定まで、一貫したサービスを提供しています。これにより、私たちは安全で快適な社会基盤を維持し、未来へとつなげていくことができます。

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